紛失に気付いたらすぐに銀行へ連絡を

とても重要な物なのに、使う機会が少ないため厳重に保管したままどこかに紛失してしまうケースが少なくない銀行印鑑。持ち歩くことも滅多に無いので家のどこかにあるか何かと紛れて捨ててしまったかというパターンが多いですが、何かの申し込み時に持ち歩いて紛失する可能性もゼロではありません。そんな重要な銀行印鑑を万が一なくしてしまったら、まずは真っ先に銀行に連絡をする必要があります。外でなくしたのか家の中でなくしたのかによらず、探す前にまず連絡をしてその印鑑を使用できない状態にすべきです。探して後から見つかったり、結局見つからなくて新しい印鑑を届け出たりすることは後でもできます。とにかく急いで使用停止にし、印鑑を悪用されるリスクを少しでも下げることが大切です。

新しい銀行印の届出は銀行窓口で行う

次の手続きとして、新しい印鑑の届出を行います。様々な種類の印鑑が販売されていますが、どこでも買える認印ではなくできるだけ複雑に作られた銀行印を選ぶのがお勧めです。ただし実印と同じ物にしてしまうと、それをなくした際の手続きがより煩雑になるため実印と銀行印は別々に用意した方がいいとされています。届出の手続きは銀行の窓口で行えます。通帳と登録する新しい印鑑、本人確認書類を持っていきます。銀行印鑑の変更は銀行によって差はありますがだいたい10日から2週間で完了します。これが完了すると、もし前までの銀行印が探して見つかったとしても元に戻すことはできません。キャッシュカードがあれば口座からのお金の出し入れはできるため、家の中でなくしたのが確実ならば届出を少し待って探してみるのも手です。

公共料金の引き落としなどの変更は不要

気になるのが、クレジットカードや保険、公共料金の支払い方法で銀行口座からの引き落としを選んだ際に押した銀行印です。口座引き落としを選ぶ際に、申込用紙に引き落とす銀行に届け出たものと同じ銀行印を押して申し込みを行います。もし銀行印鑑を紛失して新しい銀行印を届け出ていた場合、引き落としを申し込んだときと今とで銀行印が違うことになります。しかし、このケースでは新しい銀行印は関係ないので特に手続きは必要ありません。申し込んだ時点での銀行印が、申込書類に押した銀行印と同じであれば契約自体が完了しているため問題はありません。また銀行印が変更になったという連絡も特には必要ありません。基本的に、紛失したという印鑑を出せと言われることはありませんので心配は無用です。

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